“むくみ”は疲れのサイン!? Vol.3
朝起きるとまぶたが腫れぼったい。夕方になると脚がパンパン、お気に入りの靴もきつく痛い・・・(;≧皿≦)。゜最近なんだか体がだるい・重い・・・。 こんな経験はありませんか? これはむくみによって起こります。むくみ=水の滞り(水がたまることです) 本来、水は全身をまわって老廃物を運び、汗や尿として外へ出ていくのですが、うまく運べないと滞って動かなくなります。 その水でむくんだり、その場所が脚だと冷えの原因になるのです。
むくみの原因は一つではありません。 塩辛いもの、味の濃いもの、お酒のとりすぎは体内での水分バランスを崩します。 下半身にむくみのある人は腎の疲れが原因となっていることもあります。 体に必要以上の水分をとるのも原因。ダイエットや健康法としてたくさんの水を飲む人がいますが、 どんな人でもOKというわけではありません。冷え症の人や、疲れがたまって体が重い人、内臓機能が弱ると水分代謝がうまくいきません。ますます冷えたり、疲れやすくなります。
脚がむくむくらいでは、病院には行きませんよね。だから放っておく人も多いと思います。 でも放っておくと、めまい・耳鳴り・下痢・吐き気といった症状がでやすくなるので、早めの対応を! また、特にむくみはセルライトの原因にもなります。オイルマッサージなどでもケアしていきましょう。
むくみをとってくれる食べ物としては、少し時期が遅いかもしれませんがタケノコ。 食物繊維もたっぷり入っています。ただ消化が悪いので、胃腸の弱い人は食べ過ぎないでくださいね。 他に、きゅうり(冷え症の人は、にんにくや生姜などの香辛料と一緒に食べたり、温かい料理で食べて)・なす・豆類・きのこなど。 「少し塩分・脂肪分をとり過ぎたかな~」と思ったときは、プーアール茶を一緒に飲んで塩分・脂肪分を流しましょう。
漢方をお考えなら、防巳黄耆湯(ぼういおうぎとう)や五苓散(ごれいさん)などがあります。 今のあなたの症状に合わせてお選びします。
体の働きが低下するとむくみやすくなります。 これは、疲れがたまったいるサイン。見逃さないでくださいね。
冷え症は 恋の大敵!? vol.2
昔から【冷え】は、万病のもとと言われています。 でも、抗高血圧剤や抗糖尿病剤はあるのに抗冷え症剤はありません。 なぜなら、冷えているからといって直接命に関係するわけではないという考え方が、西洋医学にはあるからです。 だから治療薬がないのです。 しかし、漢方では冷えは病と考えます。体が冷えると血管が収縮し、血のめぐりが悪くなります。めぐりが悪くなれば、 当然、栄養分や酸素を運びにくくなる。 新陳代謝も悪くなり水分を出す力が弱まり、余分な水分が溜まることでますます体が冷える。 悪のスパイラルが出来上がるのです。 そこで、冷え症を治すためのポイントをこっそり教えますね。
1.食事
なんといっても食事。食生活はすべての基本です。体を温めるものを食べてください。 地中で育つ根葉類、冬や寒い地方で採れるもの、色の濃いもの、においのあるもの。 お肉なら、羊肉(ジンギスカン!)がおすすめです。 反対に、刺身やサラダなどの生もの、冷たい料理や飲み物は冷えを増強させます。 お酒も、“まずはビール”から、“まずはあつかん”。少し体を温めてから・・・。
2.バスタイム
シャワーだけの方もたくさんいらっしゃいますが、しっかりバスタブにつかりましょう。
半身浴:38~40度位のぬるま湯に20分以上入ることで、体の芯まで温まります。 |
アロマバス:好きな香りで心身ともにリラックスすれば、循環がよくなります。 |
足浴:42度位のお湯に足を入れるだけで、全身がじんわりと温まります。 |
入浴後は、靴下や暖かい下着などを上手に使い、冷えないようにします。
3.漢方薬
体を温めるのは漢方薬の得意分野です。 ただ、個人によってさまざまなタイプがありますので、ここでは代表的なものを紹介します。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
つかれやすく、むくみやすい冷え症 生理痛・生理不順・腹痛などがある人加味逍遥散(かみしょうようさん)
イライラ・不眠のある冷え症 顔は赤いのに足は冷える“冷えのぼぜ”の人補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
体力が無く虚弱・食欲もない冷え症 低血圧・動悸のする人冷え症は、1日2日で治るものではありませんが、漢方とライフスタイルの改善で必ず治ります。 体が冷えると、顔色が悪くなり姿勢もついついうつむきがちに・・・。
冷え症が治ってくると、“元気になる(◎^∀^) 明るくなる(^∀^◎) きれいになる(・ε-。)⌒☆
これはもう、素敵な恋の予感 ?!£ονё゜:。(*´∇`)´∇`*) 。:゜£ονё
やまいは “ 気 ” から!? vol.1
ストレス社会と言われて久しいですが、ほとんどの方がなんらかのストレスを感じていらっしゃるのではないでしょうか? ストレス・・・漢方では、気がうまく体を流れない状態でおこると考えられています。 “ 気 ”とは、目には見えないのですが、生きていくうえで必要なエネルギーのことです。 気がまわらないことで、さまざまな症状がでてきます。 例えば、頭痛・喉のつかえ感・冷えのぼせ・最近涙もろい・お腹が張った感じetc・・・。
そんなとき、ぜひ普段の生活に“香り”を取り入れてください。お花でも、お香でも、自分の好きな香り・・・。 “ 香り ”には 気の流れを良くする効果があります。もちろん、漢方薬にも香りがあります。 例えば、香蘇散(こうそさん)。まさにシソの香りです。 ちょっと気分が落ち込んだ時、“モーニングコーヒー”ならぬ、“モーニング漢方”で気持ちをリセットしてみませんか?